投稿

5月, 2019の投稿を表示しています

『すわっぷ⇔すわっぷ』4巻の感想と、総評

<4巻の感想> ザックリとしたものは読書メーターに書いた ので、 そこに書ききれなかった想いを以下に記す。 ○千夏先生と美香さんの昔の話 すごくエンジョイしているのが微笑ましいし、素敵な百合。 いろいろな入れ替わりの受け入れ方があるんだなあと再確認した。 ○他の人とキスする(その結果入れ替わる) 「キスで入れ替わることができる」という現象の謎に迫りつつ、 他の人とキスしたことで発生する一波乱を乗り越えることで、 春子ちゃん・夏子ちゃんの関係がより深まっていくのが、大変素晴らしい。 ○いろんな人との絡み 1巻から4巻まででいろんな人と出会って、それぞれのストーリーがあるんだなぁと、 ある種の重みのようなものを感じた。 また、賑やかになったのが単純に微笑ましい。 ○五月ちゃんとゆめちゃんの急接近 今まで微かにそういった雰囲気は醸し出していたけれど、 急展開に驚きと興奮を隠せなかった。 花火に合わせて、というのもロマンチックで最高…。 二人の関係がどうなるのか、今後が非常に気になる。 ○ゆりちゃんとあやめちゃんの関係 3巻では明示的に描かれていなかったけど、やはり二人は付き合ってるんじゃないかな〜と思っていて、 4巻で何か進展があるかなと期待していたけど、特に何も無かったのが少し残念。 もし付き合っているなら、いや付き合ってなくても、 二人には幸せになってほしいなと切に願う! ○あゆちゃんと友世ちゃんの関係 友世ちゃんが出てきたとき、あゆちゃんに好意を寄せているといいなぁと思ったら、 本当にその通りで最高です! シャイなようで実な行動力がある友世ちゃん、 春子ちゃん一筋でそれ以外認めない!という雰囲気を出しているが実はめちゃいい子なあゆちゃん、 二人とも(もちろんいい意味で)ひとクセあるので、 最後のあゆちゃんの反応を含めて、今後の展開が気になるなあと思った。 ○春子ちゃんと夏子ちゃんの関係 端的には、読書メーターでの感想の通り。 それに加えて、夏子ちゃんの「キスに対する抵抗感とかどうでもよくなった」という旨のセリフが、 二人の特別な関係性を象徴しているようで、とても印象的で大好きなセリフ。 というのも、 ・夏子ちゃんは、春子ちゃんのことは(おそらく親友として)好きで、入れ